榎本合歓ホームページ

榎本合歓・恭子作陶展 2019年10月17日

合歓さんについて
我が家の食器の大半は志摩在住の陶芸家・榎本合歓(がっかん)さんと奥様の恭子(やすこ)さんのものです。
2002年、自然食品店で初めて合歓さんにお会いしました。
合歓さんと器にも心惹かれたのですが、自然食品店スタッフさんの「合歓さんの器を一度使ったら他のものは使えなくなるよ!」という一言に後押しされ、ちょっと高価だったのですが、自分用にご飯茶碗と湯飲みを購入しました。
早速使ってみると明らかに他のものとは違うのです。とても愛着を感じ、特別なものになりました。それからというもの合歓さんが東京にいらっしゃるのが待ち遠しく、器も少しずつ増えていきました。 


合歓さんは元々東京の方なのですが、栃木の益子で陶芸に出逢い魅了されてしまいます。
会社を辞め、愛知県瀬戸市の窯業訓練校で学んだのち、窯の燃料となる黒松が豊富な志摩に移住し陶房を開設。
1884年、初個展を皮切りに東京・志摩・津・鎌倉で個展を開催。
1986年から志摩で陶芸教室の講師に。
1997年には志摩の浜島町にアトリエと陶房「陶房きまぶり」を開設しました。

合歓さんの器は化学薬品を全く使わず、黒松の薪で焼き、稲穂などで色を出している身体に優しい器です。普段、私たちが使っている食器に、危険な染料や薬が使われていることは案外知られていません。食べ物に気を遣うように、毎日使う食器にも少し目を向けてみてはいかがでしょうか。

合歓さんのお宅は海の真ん前。アトリエと陶房は車で数分の山に囲まれた素晴らしい自然の中にあります。見事な器がいくつも展示されています。
合歓さんの所に遊びに行った時、夫と娘は陶芸を教わり、大変喜んでいました。
「合歓さんの器は少し高価だと思っていたけれど、作業場でひとつひとつ丁寧に器を作っているところを見たら、むしろ安いくらいだと思ったよ」 と夫が言いました。

 

お立ち寄りの際は必ず事前に連絡をして下さいね!
三重県志摩市浜島町南張73
tel/fax0599-53-1903
 「陶房きまぶり」

我が家の器たち

まわりは貝でできています♪